桃香
にしんなすの作り方です。
教えて下さったのは、髙橋拓児先生(日本料理店店主)
夏から秋にかけて、さまざまに調理される「なす」。にしんと合わせた京都の定番のおかずです。にしんはじっくりゆでて、骨まで食べられるやわらかさに仕上げます。酒としょうゆ、砂糖などで、にしんとなすをコトコト煮て味をしみ込ませれば、上品なうまみが楽しめる京料理が完成。冷蔵庫の常備菜にもうってつけ。冷たい煮物で温かいごはんがすすみます。
材料・2人分
- 身欠きにしん(ソフトタイプ)2本(約260グラム)
- なす2コ
- しょうが(せん切りにして水にさらす)1かけ分
A
- 酒300ミリリットル
- しょうゆ150ミリリットル
- みりん100ミリリットル
- 砂糖90グラム
- 米のとぎ汁適量
作り方
- にしんの両端を切りそろえる。
- とぎ汁でゆでる。鍋に米のとぎ汁、にしんを入れて強火にかけ、沸いたら強めの中火にして約30分間ゆでる。
※とぎ汁がない場合は米(大さじ1)と、にしんがしっかりかぶる程度の水でゆでる - にしんを取り出してボウルに入れたぬるま湯で洗い、うろこと汚れを洗う。さらに、ボウルに入れた水で表面をサッと洗う。
- 再び水からゆでる。にしんと、かぶる程度の水(分量外)をいれて強火にかけ、沸いたら弱火にし45分間ゆでる。
※途中で水が減ったら足す - なすはへたを切り落とさないよう、くるりと一周包丁で切り込みを入れて、短く切りそろえる。
- (4)のにしんを取り出し、3~4等分の食べやすい大きさに切る。にしん、A、なすを加えて落としぶたをし、強火にかける。沸いたら弱火し、20分間煮る。粗熱をとり、冷蔵庫で冷やす。
※温かいままでもおいしい - 器に盛りつけたら、しょうがをのせる。
※なすはそのままでも、食べやすい大きさにきってもよい