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2022年10月1日猪木さんがなくなられました。
ご冥福をお祈りいたします。
本当に長い間お疲れ様でした。
対戦相手と戦い、
世間や世間の偏見と闘い続けた、
アントニオ猪木、
稀有の存在でした。
あなたを見て、あこがれて、育ちました。
沢山の夢と勇気をいただきました。
猪木イズムと猪木ゲノムは永遠に生き続けます。
本当に、ありがとうございました。
「この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。」
ありがとうーーー!!!!
若くて、かっこよかった猪木。体も、はち切れそうで、ブリッジしたまま、バーベルを持ち上げてベンチプレスのように上げ下げする猪木。
このシルエットにはチョット笑ってしまいますが。。。。
ガチで猪木は強い、強かった。
日本プロレス時代の若きアントニオ猪木と同じく若きジャック・ブリスコの試合。
アリキックも延髄切もない試合。
こんな練習をしているプロレスラーは、強い。このまま消えていく選手も。。。
そもそもなぜこんな無謀な戦いに足を踏み入れたのか?
そこには、世間との戦いがあった。力道山の時代は、あのNHKがプロレスを放送していたこともある。
ところが、その後、一般紙にはプロレスの記事すら載らない。
ショーだ、八百長だと言われる。体を張って戦っているのに。。。
そんな世間を見返したいと言う猪木の気持ちの表れだった。
二人ともほぼ全盛期で、肉体的にもほぼ互角の両者でした。
当初は、茶番劇だ、世紀の凡戦だとか、ぼろくそに言われました。
でも、今では、総合格闘技の原点ともいわれ、猪木が寝転んで、アリが、ボクシングスタイルで牽制する「猪木アリ状態」と言う言葉も、打撃系と寝技系の対決には、当たり前に使われています。
そもそも明確なルールもなく、もめにもめた末に、がんじがらめのルールの中で猪木の唯一有効な攻撃がスライディングキックだったのです。
細かいルールについては、明確には公表されておりませんが、猪木がほとんどの技を禁止されたのは事実だと思います。
その後、プライド、UFC、など総合格闘技は隆盛の時代に入っていきますが、ボクシングの世界チャンピオンと戦った人など猪木以外には誰もいません。
それも、歴史に名を遺す偉大なチャンピオン「モハメッド・アリ」です。
正直、今のヘビー級のチャンピオンの名前は知りません。世間にもあまり知れ渡っていないと思います。
当時はだれもが「モハメッド・アリ」を知っていました。まさにビッグネームのチャンピオンでした。
そのアリと、がんじがらめのルールの中で戦って引き分けた猪木(実質は勝っていたと思いますが)
実際にアリは、その後足に血栓ができて入院する羽目になります。
アリの全盛期を奪ったのも猪木でした。
誰にもできないことをやってのける、猪木。
ボクシング界とプロレス界を背負って負けられない戦いを戦った二人に、感謝。
まぁ、アリは、エキシビションだと思って受けたら、猪木が本気だったというのが事実だと思います。
今でいえば、メイウェザー、みたいな。。。
私は、猪木にアリ戦から時を経て「リアルファイト」と評価されたことへの思いを聞いた。
「リアルとか何とか言われるけど、俺の中では、そこを区別したことはないんでね。リアルだから認めてやる、そうじゃなかったら評価しないってよくわからない」
私は「プロレスもリアルということですか?」と聞いた。猪木はこう答えた。
「俺にとってリングは生き様をさらけ出すところでね。そこに境界線はない。じゃあ、逆に聞くけど、リアルじゃない人生ってあるのかい?」
私は絶句した。
「俺だけじゃなくて1人の人間が生きるってことにリアルもクソもねぇだろ。アリ戦はリアルだから評価するっていう連中に聞きたい。リアルじゃない生き様って何だよ?って」
すべての闘いに己をさらけ出した「アントニオ猪木」。今、猪木の言葉を回想するとアリ戦を「リアルファイト」、「総合格闘技の礎」などの上から目線の評価が陳腐に聞こえる。
「生きることにリアルもクソもねぇだろ」
猪木の言葉が耳から離れない。
(続く。敬称略。福留 崇広)
参照 https://hochi.news/articles/20221011-OHT1T51079.html?page=1
これも本当のところはよく分かりません。
分かっているのは梶原一騎がらみの一戦です。
本人たち以上にセコンドや極真空手のメンバーが殺気立っていたような感じでした。
あらかたは、梶原一騎の筋書きだとしても、どちらかがブック破りでもしたら???
そんな周りの緊張感だったのでしょうか?
ウィリーは意外と場外でうまく攻めていたように思います。