桃香
さしす梅漬けの作り方です。
教えて下さったのは、横山タカ子先生です。(郷土料理研究家)
材料・作りやすい分量
- 完熟梅1キログラム
- きび糖300グラム
- 粗塩100グラム
- 純米酢800ミリリットル
作り方
- ボウルにたっぷりの水を張り、梅を入れて優しく洗う。ざるにあげて水気をしっかり拭き取る。保存容器は酢で拭き、消毒をする。
- 保存容器に梅、砂糖、塩、酢を入れ、梅がしっかり浸るように平らに並べる。
- 日の当たらない涼しい場所で保存し、2~3日に1度容器をゆすって混ぜ合わせる。およそ2週間で、出来上がり。1年ほど保存可能。梅漬けでできた梅酢は、万能調味料として料理や飲みものなどに利用できます。
※土用干しをすると、味わいの異なる梅干しが楽しめます。
- 7月~8月の天気の良い3日間を選んで、天日干しをする。清潔なスプーンや箸で梅を取り出し、ざるにのせて汁けをきる。
- 間隔をあけて並べ、屋外の日当たりのよい場所で三日三晩干す。夜もそのまま夜露に当て、2日目と3日目の朝に、それぞれ1回梅をひっくり返す。雨に当たってしまったら梅を漬けていた梅酢を少し取り分けてボウルに入れ、その中で梅をふり洗いする。再びざるに並べ、晴れてから干し直せばよい。
- 干し上がった梅は、清潔な容器に入れて保存する。すぐに食べられるが、時間がたつほどまろやかな味になる。
まとめとポイント
桃香
完熟の梅の実を、さ(砂糖)し(塩)す(酢)で漬ける“さしす梅漬け”。塩分は控えめでも酢の効果で傷みにくく、「カビが生える」といった失敗もなし。、約2週間で出来上がります。また、梅漬けでできた“梅酢”は、あえ物や酢飯、ドリンクに使える万能酢。さらに、土用干しをすれば、うまみも増し、味わいが異なる“梅干し”が楽しめます。
おじいちゃん
亡くなったおふくろは、毎年、庭の梅で大量に梅干しを作って土用干しをしてくれていたなぁ。
ありがたいことでした。
感謝、感謝。
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